記憶の中の時を封じる(モノレール廃墟への記憶)☆7段目(最終章)
2004年 11月 23日
(43)再び民家の間の道を歩くと、正面に工事現場が見えてきた。 (44)近づくと、橋の向こうが森なのに気がつく。民家側にはヤツデが植わっていて、花が咲いていた。その上のコンクリートの塊がモノレールの橋。 (45)モノレールの橋の向こうの、大きな木の覆い茂る様子。 (46)森にもう少し近づいてみる。 (47)工事現場には足場と布でトンネルが作ってあって向こう側に行くことが出来た。トンネルを通り抜けて振り向いてみると、撤去作業に入った工事現場。 (48)そのまま道なりに行くと森に入る。入って直ぐの足元がぬかるんでいて、そして、古い土砂崩れの痕が見えた。周囲の木々が傾いているのがわかる。 (49)森を抜けると、街を一望する丘の上。もともと何事もなかったかのような、静寂。
by kaho_nomi2
| 2004-11-23 22:24
| モノレール廃墟への記憶